輸入車のパーツを探すとき、「型式が分からない」「グレードの正式名称が曖昧」という場面によく出会います。そんなときに手がかりになるのが、車両に必ず刻印されているVIN(Vehicle Identification Number /車台番号)です。
VINの基本構造
VINは世界共通規格で17桁と定められています。大きく3つのブロックに分かれており、最初の3桁がWMI(World Manufacturer Identifier / メーカー・生産国を表すコード)、続く6桁がVDS(Vehicle Descriptor Section / 車種・型式・エンジン等を表すコード)、最後の8桁がVIS(Vehicle Identifier Section / 製造年式・工場・車両固有のシリアル番号)です。
誤読を防ぐルール
VINでは、数字の0・1と見間違えやすいアルファベットのI(アイ)・O(オー)・Q(キュー)は使用しないという世界共通のルールがあります。刻印を読み取る際、この3文字が含まれていたら転記ミスの可能性が高いということになります。
自分でできる簡易確認
最初の3桁(WMI)を見るだけでも、メーカーの見当をつけることができます。例えばMercedes-BenzはWDD、BMWはWBA、PorscheはWP0から始まるコードが多く使われています。ただし正式な型式・グレードの特定には、ディーラーや専門店での正式な照会が確実です。
CARTEXのVIN簡易判定機能は、この仕組みを使ってメーカー・大まかな型式の絞り込みを行う参考機能です。正式な適合確認は、現物品番の確認または販売店への照会をおすすめします。