駐車場でこすった、飛び石で割れた、軽い追突でずれた——フロントバンパーは輸入車のトラブルで最も多い外装部品のひとつです。板金塗装に出すと数万円から十数万円かかりますが、バンパー本体を丸ごと交換する場合、作業自体はDIYでも十分に手が届く範囲にあります。
用意しておきたいもの
- トルクスドライバー(T20〜T30程度。輸入車はプラスねじよりトルクスが多い)
- 内張りはがし(クリップを割らずに外すため。金属製より樹脂製が傷が付きにくい)
- 10mm/13mmのソケットとラチェット
- 交換用のクリップ・リベット(既存のものは高確率で割れるので、あらかじめ買っておく)
- ジャッキとウマ(下側のねじを外すため。ジャッキだけで潜るのは危険)
おおまかな手順
- フロントグリル上部・ホイールハウス内・アンダーカバーのクリップとねじをすべて外す
- フェンダーとの合わせ目に隠れたねじ(ホイールハウスのインナーライナーをめくると出てくる)を忘れずに外す
- 左右のフェンダー側の爪をゆっくり手前に引いて抜く。ここは無理に引っ張ると爪が折れる
- フォグランプ、ウォッシャー、パーキングセンサー、外気温センサーのコネクタを外してから完全に取り外す
最もつまずきやすいのは「ホイールハウス内の隠しねじ」です。ここを外さずに引っ張ると、バンパーの取り付け爪が確実に折れます。折れた爪は後から直せないので、外れないときは必ずどこか残っていると考えてください。
交換用バンパーの選び方
バンパーは純正品番で管理されており、同じ車種でもグレードによってフォグランプ穴やセンサー穴の有無が異なります。未塗装(プライマー仕上げ)の社外バンパーは価格が抑えられますが、別途塗装が必要です。色付きの中古バンパーであれば塗装費用を省けますが、車体色コードが一致しているかを必ず確認してください。